マチザイノオトは、絶滅が危惧されている様々な「まち財」を、ノーティング(発掘・記録・支援)する活動です。

その地域の歴史や文化に育まれた「物語性」を背景として、その地域だからこそ生まれた「必然性」を有して創作・継承されたモノ・知恵・景色(超ローカルコンテンツ)のことを「まち財」と呼んでいます。それらは、単体を一見するだけでは、なかなかその価値や本質が理解されにくいという特徴を持っています。
「まち財」は、経済性や効率性とは一線を画しているため、市場経済では成り立ちにくいものが多くあります。しかし、日本人のアイデンティティ(心のよりどころ)を支えている「見えざる価値」を内包しているため、理屈抜きで次世代に受け継いでいきたいと考えています。

私たち市民(生活者)と「まち財」との接点を深めるが、Facebookページ「マチザイノオト」とWEBサイト「マチザイノオト」です。

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マチザイノオト第一弾プロジェクト

カフェuchikawa六角堂(富山県/射水市新湊地区)

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越中の湊町にあった築70年余りの元畳屋さんだった古民家が、私たちのReデザインによって、お洒落なカフェに生まれ変わりました。

奇跡の湊町風景との出会い

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射水市の新湊地区を流れる内川(うちかわ)という舟運河との出会いからはじまりました 。ここは戦前からの湊町風景が残った奇跡の場所です。川のゆるいカーブに沿って几帳面に並んでいる定置網漁の漁船、そして15本の個性豊かな橋たち。街並みに目をやると、傾きながらも寄り添いながら建っている漁師さんの番屋や町家造りの民家が所狭しと建ち並んでいます。そして、足元に注意を払うと、水面までの距離の近さに驚きます。それぞれの絶妙なバランスによって創り出された、この奇跡の風景に”やられて”しまったのです。

その素敵な建物壊すの、ちょっと待った!

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この地区の現存する街並みの歴史はおおよそ70~80年ほど。下見の板壁に 、ギラギラ光る黒い瓦屋根、まっすぐのラインを見つけることが難しいほど反り、うねった建物の寿命は、そう長くありません。すでに新湊地区のあちこちで、古い家屋の取り壊しが始まっています。この奇跡も100年で終わってしまうのかと思うと”惜しい “という気持ち以外に適切な表現はありません。それに待った!をかけたい一心で探し、譲っていただいたのが六角形をした不思議なカタチの空き家。営業をやめてから15年ほど経過した畳屋さんです。

自前プロジェクトで、古民家再生のモデルをつくろう!

地域では、街並みの保存とまち歩きを進めていこうという動きがあるようです。一方、射水市役所では、ハードからソフト中心の整備 にシフトするとのこと。そこで考えたのが「なるほど、こういう素敵な空き家の使い方があるね」という真似したくなる活用モデルをつくること。それが田舎の湊町にあるカフェです。人通りなんてありません。まち歩きと一緒に育てて、沢山の人が内川に来るような拠点となるカフェにしたいという思いです。つくるまでも大変でしたが、2013年1月にオープンしてからも、まだまた目標の半分のレベルにも達していません。前途多難は十分承知! 頑張ります!

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カフェuchikawa六角堂
電話:0766-30-2924
住所:富山県射水市八幡町1丁目20-13(内川沿い東橋のたもと)
営業:9:30~20:30(月曜日定休)

メニュー:ドリップコーヒー、エスプレッソ系ドリンク、ネパールティ、アレンジティ、ソフトドリンク、ビール/グルメサンド(9種)、スイーツ、おつまみプレート/ジェラート・コーヒー豆・紅茶葉・健康卵など販売(オーガニック食材、保存料や化学調味料など無添加に努めています)
*13歳未満のお子様の入店はご遠慮ください。
*店内禁煙ですが一人用の素敵な喫煙ルームをご用意しています。

あなたのまちの「マチザイ」をコーディネーションします

その地域だからこそ生まれた必然性を有して創作・継承されたモノ・知恵・景色などを、もっと社会的に価値あるものにするためのお手伝いをさせてください。
例えば、古民家を活用した活動やビジネス化については、文化的、建築的、空間的アプローチからの新しい価値づくり、ブランドづくり。活動やビジネスの発展にむけたプラン、ビジョンづくり。運営開始後のファンづくり、次なる発展のためのプラットフォームづくり。単なるいち個人、企業の枠に留まらず、まちづくりからのアプローチによって、多くの人々に共感してもらえるコーディネーションをいたします。まったくのアイデアレベルの段階から一緒に結果をつくりあげましょう。まずは何でもお気軽にご相談ください。

古民家を活用したお店づくり、住まいづくりをReデザインします