あかりのまちづくりは、たまに過ごす日中よりも毎日過ごす地域の夜を、美しくて心が落ちつく景観へ整える地域主導型の取組みです。

日中は住まいの周辺にいないことが多くても、夜間は必ずと言ってもいいほど家に帰ります。その時、地域の明かりは美しく、魅力的でしょうか。雰囲気の良い明かりはありますか。毎日迎える夜だからこそ、帰ってきたなと心やすらぐ落ち着いた夜間景観や防犯上安心できる環境にしておくことが大切です。

うちの周りは家も少ないから暗くて魅力なんてない、というのは間違いです。都市部にはない極上の暗闇と、住み慣れてしまって見落としがちになっている魅力的な資源が沢山あります。まずは、何が魅力なのか、安心な夜間景観とは何かを一緒に探るまちづくりの一連の中でライトアップイベントとして考えてみましょう。普段の日常へ溶け込む夜間景観を生み出すきっかけになります。

ただ、そこで勘違いしてはいけないのが、明るければ美しくて安全であるという考え方です。明かるさは、塩味や甘味のように慣れてくると「麻痺」してしまいます。今現在、住まいの中で白い蛍光灯をつけて過ごしてしまうのは、生涯かけてこの蛍光灯の明るさに慣れてきてしまったからこそ生まれている「麻痺」なのです。

オイルショックからバブル期の過程では、明るさが豊かさの象徴でした。まちにはネオンや電飾が溢れ、家は蛍光灯で昼と変わらない明るさで過ごした時代です。そんな時代からだんだん豊かさの質が変わってきました。今こそ皆さんが暮らすまちも家も明かりの質や見せ方にこだわりながら地域の魅力を高めていける機会です。自分達が住み続けたい地域として、また、周囲の人達が住んでみたい地域として誇りを持って発信していきませんか。

プロジェクトの実績 (画像をクリックしてご覧ください)偕楽園(茨城県水戸市)

春の千鳥ヶ淵桜(東京都千代田区)

アオルミネーション(新潟県長岡市)

越後みしま竹あかり街道(新潟県長岡市)

越後みしま竹あかり街道inアオーレ(新潟県長岡市)

朝日酒造(新潟県長岡市)